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Tel:048-865-0112(代表)

Fax:048-839-0539
代表メール:p6501121@pref.saitama.lg.jp

〒330-0063

さいたま市浦和区高砂4‐3‐18
交通 案内


 

開館時間・休館日

【開館時間】
午前9時~午後5時
(複写の申込み受付は、4時30分まで)
【休館日】
 月曜日、毎月末日、祝日、年末年始(12月29日~翌1月3日)
 特別整理期間(春・秋 各10日間以内)
年間カレンダー
 

カウンタ

COUNTER334251

第2回 地図センター年間利用者1000人達成!(H27.3.18)

 本日、平成27318日(水)午前9時に、文書館の地図センター年間利用者数が1000人を超えました!

 年間利用者数が1000人を超えるのは、地図センター22年の歴史において、平成11年度以来2度目となります。

 記念すべき1000人目のお客様は、土壌環境調査のお仕事をしておられる深谷市の明石様でした。ささやかではありますが、心ばかりの記念品を館長より贈呈させていただき、お客様への感謝の気持ちを明石様に代表して伝えさせていただきました。

明石様は、折々地図センター資料を利活用していただいており、こうしたお客様があって、文書館は成り立っているのだと、心より思いました。

 この1年間、多くのお客様にご利用いただき、地図センター資料が活かされました。

 今年度も有り難うございました!


地図センター年間利用者1000人達成。明石様と館長

 

第1回 地図教室(H26.10.4開催)

(はじめに)
 文書館・地図教室は、地図センターが開室した翌年の平成511月に1回目がスタートし、今回で22回目を数えました。

 「地図教室」は、さまざまな地図を通じて、地形はもちろん、そのほか産業・地域・歴史などを学んでいただくことを目的にした講座です。

 本講座では当館が収蔵する7万点の地図資料から、その年のテーマに合わせて多種多様な地図を用い、座学と野外実習を行っています。


(今回の内容)
 平成26104日(土)に開催した地図教室では、歴史地理学的な視点で荒川下流域における埼玉県の河川漁業を考えることをテーマに、生態民俗学を専門とする東京学芸大学准教授・橋村修先生を講師に迎え行いました。

 文書館・地図センターが位置する浦和地域には鰻屋が集積していることから、「浦和はなぜ鰻屋さんがたくさんあるのですか?」という、質問を受けることが多くあります。そこで、本年の講座ではこの謎に迫るべく、鰻を軸とする河川漁業をテーマとしました。
 
(文書館における講義等)
 午前の講義では、橋村先生による海図や川の図、陸図などから鰻の移動を地図で追体験をしたり、埼玉県の河川漁業を食文化や他県と比較してお話いただいたり、盛りだくさんな内容でした(写真左)。その後、普段は見ることのできない保存庫等の館内見学などバックヤードツアーも行いました(写真右)。

地図教室講義    保存庫写真

(伝統漁撈の見学)
 午前中の講義を受けての実地学習が本講座の特徴になっており、昼食をはさみ、午後は戸田市へと移動して、笹目川・堤向橋付近での伝統漁撈の実演見学(伝統漁業を守る会による投網)と戸田市立郷土博物館にての漁具の見学となりました。
 現在、埼玉県南部では唯一の河川漁業(養殖ではない漁業)である伝統的な投網漁を埼玉南部漁業協同組合にご協力いただき見学をしましたが、10キロ近くもある重い網をダイナミックに投げ打つ姿に、一同の歓声もたびたび。釣果は、80㎝近くあるソウギョやスズキ、ボラなどなど、人工開削河川で中央排水路という名もある笹目川に棲む生き物たちの多さにびっくりする結果となりました。


説明を聞く参加者    投網の瞬間

投網で揚がったソウギョ   

(戸田の街中観察)
地図教室実地

 その後、新旧の地形図と実地を観察しながら、戸田市立郷土博物館まで向かいます。途中、午前の講義で確認した明治期の地図にあった寺社や、戸田市の産業構造の変化など、都市化による影響を確認しながら移動しました。(下の写真のノコギリ屋根の工場は、戦前は織物工場、戦後は印刷・製本業となっています)




(漁労用具の見学)

 戸田市立郷土博物館では、学芸員の方にご教授いただき、県指定文化財「荒川水系戸田の漁撈用具」について、説明と見学をさせていただきました。

地図教室戸田市立郷土博物館  地図教室戸田市立郷土博物館2

(終わりに)

 皆様のご協力をいただき、本年度の地図教室も無事に終了いたしました。

今回の講座では、「海なし県埼玉」に見え隠れする海の姿(東京湾から約25㎞に位置する戸田市の荒川は汽水域)を感じていただいたり、情報発信地東京に隣接する街の構造変化(印刷・製本業から物流基地へ)を考えたり、埼玉県の第一次産業の状況(河川漁業の今)を見る回となりました。

 来年度も皆さんの「?」や埼玉県の今を地図を通して学べる講座にしたいと思っております。多くの方々のご参加を心よりお待ちしております。