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さいたま市浦和区高砂4‐3‐18
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開館時間・休館日

【開館時間】
午前9時~午後5時
(複写の申込み受付は、4時30分まで)
【休館日】
 月曜日、毎月末日、祝日、年末年始(12月29日~翌1月3日)
 特別整理期間(春・秋 各10日間以内)
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第11回 貴重な資料の移転に向けて点検、点検

 文書館が臨時休館となってからはや2ヶ月、皆様にはご不便をおかけしています。

 現在、文書館の職員は総出で資料の点検、搬出作業に取り組んでいます。移転にあたって資料は外部保管庫で保管されることになりますが、移動に際してこれらの貴重な資料が1点も欠けてはなりません。そのため、移転前には公文書から古文書、地図まで75万点余の資料の所在と点数を正確に把握することが必要です。

 今回のもんじろうかわら版では、そうした点検業務の一端として、県の指定文化財などが収められた貴重書庫の様子と点検の状況をお伝えしたいと思います。

 

 まずは貴重書庫の様子をご紹介します。



 貴重書庫では、古文書を中心に中世から近代まで様々な資料を保存・管理しています。

室内は温湿度を安定させるため、木材を使用しており、資料を安全に保管するために桐タンスに収めて、万全の態勢をとっています。

 貴重書庫に収蔵する資料は4400点余。

6月上旬に1週間をかけて、リストと実際の資料を突き合わせて行ったチェックでは全点の無事を確認することができました。

 担当としては無事を確認することができてほっと一息、をつきたいところですが、このほかの保管庫に収蔵されている資料の点検に場を移して今日まで至っています。

 移転に向けてやらねばならないことは多々残っていますが、リニューアルオープンに向けて万全の態勢で臨めるよう、職員一同励んでまいります。皆様からの変わらぬご愛顧のほど、お願いいたします。

【閑話休題】

 さて、ご紹介した写真でお気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、貴重書庫で資料を収めるタンスには、埼玉県章があしらわれています。
                                                    (

 

 まが玉16個を円形にならべたもの。まが玉は、古代人が装飾品などとして大切にしたもの。埼玉県名の由来である「幸魂(さきみたま)」の「魂」は、「玉」の意味でもあり、まが玉は円形に配置したデザインは、「太陽」「発展」「情熱」「力強さ」を表している。県旗は県章を白地に赤く染め抜いたもので、昭和39年9月1日に制定された。(埼玉県HP 埼玉県章)

 埼玉県章の由来、みなさんご存知でしたか?
                                                                                 (まつを)

 

第10回 講演会と展覧会

 6月23日(金)に嵐山史跡の博物館の初級歴史講座で「武器・武具の見方①~刀剣~」について話をしてきました。同館では、秋に埼玉県刀剣保存協議会の第60回埼玉県名刀展(11月3日~26日)を開催します。そのプレイベントとしての初心者向けの講座です。会場は、博物館に隣接する国立女性教育会館大会議室でしたが満席で、「刀剣女子」ブームを象徴するように女性の姿が多くみられました。

 この名刀展は歴史と民俗の博物館(歴民博)との共催展示ですが、文書館では連携して同時期に歴民博で出開帳展示となる「関東管領上杉氏と埼玉の戦国武将」(11月3日~12月10日)を開催します。文書館選りすぐりの中世の貴重な古文書が一堂に並ぶまたとない展示となります。ご期待ください。




 翌24日(土)には川口市にあるSKIPシティの彩の国ビジュアルプラザで、埼玉県主催の上映会とトークショーに出演してきました。「武蔵一宮 氷川神社物語」をテーマに、関連の映画2本の上映に続き氷川神社禰宜の馬場直也氏と氷川神社に関するトークを行いました。今年は大政奉還150年やら、明治維新150年のプレイベントなど、各地で関連の催しがみられ、氷川神社も明治天皇が行幸されて間もなく150年ということで、今年10月には記念のお祭りが開催されます。氷川神社は、武蔵国を中心に分布しており、現在280社近くを数え、初詣も全国トップ10に入る神社です。埼玉県民にとっては身近にある神社であり、また神職のお話を聞けるまたとない機会ということで、300人近くの方が参加される満員の盛況でした。

 歴民博では平成30年1月に、特別展「明治天皇と氷川神社~行幸の軌跡~」(1月2日~2月11日)を、さいたま市立博物館と同時開催しますが、当文書館は休館中のため両館に収蔵資料の展示協力を行います。氷川神社関連の古文書が、大量に一度に出る機会はこれまでありませんでしたので、必見の展示となることでしょう。

 またSKIPシティ内のライブラリーでは、当館副館長撮影による写真展「ミニ鉄道展」も開催中です。

 是非、展覧会に足を運んでみては如何でしょうか。                            (ふみくら奉行

 

第9回 ブラタモリ~大宮編~に協力 7月1日放送

 先日、NHKの人気番組ブラタモリの大宮編の撮影が「なぜ大宮は、鉄道の町になったのか?」というお題で行われ、取材協力をしました。昨年秋ごろ、NHKさいたま放送局のNディレクターから相談があり、年明けから本格的に企画に協力して撮影にこぎつけることができました。

 内容は、番組を見てのお楽しみということで詳細はご容赦いただきますが、明治16(1883)に日本鉄道が上野~熊谷間(現在のJR高崎線)が敷設された時に、当初大宮に駅が置かれなかった理由が、江戸時代の大宮宿が特殊な宿場であったことにさかのぼることを解き明かすということがヒントです。

 タモリさんと近江アナ、案内役の元同僚(県学芸員)の宮瀧大東文化大教授と、旧中山道大宮宿をブラタモリしました。打合せなしのぶっつけ本番の撮影でしたが、タモリさんの博識ぶりには正直驚き、番組が簡単に終わってはと、あわてて近江アナに質問をふったりして冷や汗もののロケでした。ちょうど出勤時間帯の撮影でしたので、通勤する人たちが振り返り、あるいは立ち止まり、通行する人たちにご迷惑をおかけしたかもしれません。

ブラタモリH.P  www.nhk.or.jp/buratamori/




 人気番組ですので、全国の方々に埼玉県や大宮に関心をもって訪れていただき、また県立文書館の存在を少しでも知っていただいて、まだ先の話ですが、平成31年4月のリニューアル・オープン時には利用していただければ幸いです。                                           (ふみくら奉行)

 

第8回 講座・はじめての古文書を終えて

 5月18日(木)・25日(木)、6月1日(木)に「講座・はじめての古文書」を開催しました。今年度は文書館が大規模改修工事を控えていることもあり、埼玉県立歴史と民俗の博物館において開催しました。

 この講座は、古文書をこれから学ぶ方や少し学ばれている方を対象にした内容でした。

受講者の皆さんはとても熱心で、受付をして会場に入ると古文書のテキストを熱心に予習されていました。

 1回目は、古文書の読み方および通行手形について、2回目は縁組などで人が移動する際の古文書(「送り一札」・「引取一札」)、3回目は江戸時代の高札について取り上げました。また、3回目は博物館の常設展示室に展示してある高札や高札場を見学して、高札の大きさや様々な種類の高札があることなど理解を深めて頂きました。

 どの講師も、古文書の学習のやり方や講師自身の経験を踏まえて講義を行いました。また、テキストとなる古文書の解読を終えると、全員で声を出して読みました。

 受講者の方はどのくらい学習すればすらすら解読できるようになるのか心配されている印象を受けました。古文書を解読するためには、くずし字を正しく読めるようになること、当時の世相を理解することなど、根気強くトレーニングをする必要がありますが、少しずつ解読できるようになることをお話しました。

 講義終了後も、これから古文書を学ぶにあたって、辞典やテキストに関する質問が多くあり、講師がこれまで使用した辞典やテキストを紹介しました。



 今回残念ながら落選された方や、申し込み期間に間に合わなかった方もいらっしゃると思いますが、来年1月に熊谷を会場として今回と同じ内容の「はじめての古文書」を開催します。また、初級・中級レベルに挑戦される方を対象に、8月30日(水)・31日(木)に伊奈町の県民活動総合センターで古文書解読講習会を開催します。申し込み方法については、今後、彩の国だよりや当館ホームページでご案内いたしますので、今しばらくお待ちください。                           (鷹党)                                                                           

 

第7回 地域に残る史料の保存と活用のために-埼史協の活動-

 埼玉県立文書館では、埼玉県で作成した公文書、県内旧家に残る古文書、地図などの史料(=アーカイブズ)の保存と活用をミッションとして掲げています。このミッションを達成するためには県内市町村をはじめとした自治体や関係機関と連携・協力し、また相互に研さんを積むことが不可欠です。

 県立文書館や県内市町村の史料保存・活用機関で構成する埼玉県地域史料保存活用連絡協議会(埼史協)では、県内における地域史料の保存や活用のいっそうの進展のために活動し、講演会、研修会や研究会などの事業を実施しています。

 少し時間が経ってしまいましたが、去る5月17日には、宮代町コミュニティセンター進修館にて、埼史協の今年度の事業計画を決定する総会と、アーカイブズの大切さを広く県民の皆様に知っていただくことを目的とする「国際アーカイブズの日」記念公開講演会を開催しました。

 公開講演会では、東洋大学法学部法律学科教授・弁護士・日本アーカイブズ学会副会長で行政法や公文書管理法制を御専門とする早川和宏先生をお招きし、「法とアーカイブズ―公文書・古文書のなかの権利―」と題してご講演いただきました。



 ふだんアーカイブズの業務のなかで扱っている公文書・古文書にまつわる法律上の問題、たとえば物としての文書の所有権や、文書の作成者の著作権などについて、具体的な事例をあげながら、わかりやすく解説していただきました。また過去の歴史を誰もが将来にわたって検証できるようにするためのアーカイブズの意義についてもお話いただきました。

 今回の御講演は、アーカイブズでの実際の業務に直接関わる内容で、法律上の取り決めをしっかりと意識することの重要性を学ぶことができました。

※「国際アーカイブズの日」とは……アーカイブズの国際組織ICAが、アーカイブズの大切さを世界中に広く伝えるため、毎年6月9日を「国際アーカイブズの日」と定め、記念事業を行っています。

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第6回 文書館と郵政博物館との意外な?関係

 5月28日に東京スカイツリーのソラマチにある郵政博物館から依頼されて、企画展「悠久の大逓信展」(~625日まで)の記念講演をしてきました。そこで今更ながらですが、気が付いたことがあります。郵政博物館は、かつて大手町にあった「逓信総合博物館」からソラマチに移転した博物館ですが、その前身の郵便博物館は明治35(1902)に創設され、今年115年を迎えた老舗博物館です。実は、当文書館と郵政博物館は、あまり知られていない関係があるのでご紹介しましょう。


 文書館は、約75万点の資料を収蔵していますが、その中に平成26年に展示紹介した「諸井()家文書」があります。本庄の諸井家は、渋沢栄一とも縁戚にあたる家で、当主はのちに秩父セメント社長などにも就いています。十代目当主であった諸井泉衛の時、明治5年(1872)に駅逓頭の前島密の依頼で自宅に本庄郵便取扱所を開設し、のちに本庄郵便局の局長となり、昭和30年まで代々局長を務めていました。現在郵便局の建物は、国の登録有形文化財となって保存されています。

 この諸井()家からは、文書館開館以前の昭和41年(1966)に当時の当主から逓信総合博物館に84件の郵便関係資料が寄贈されています。埼玉県の郵便事業の草創期を知るうえで当館と郵政博物館の資料は密接な関係があり、今後調査や研究などはもとより、展示など多方面から連携していきたいと改めて思いました。 (ふみくら奉行)

 

第5回 臨時休館のお詫びと背景(その2)

 少し長くなりますが、空調設備が当館の生命線であることを御説明したいと思います。

 

 空調に気を遣う大きな理由は、虫害対策、カビ対策と高温高湿による劣化防止にあります。

虫害を防ぐには、紙を食いちらす虫を排除し、また、新たな侵入を防ぐ以外に方法はありません。ですから資料は殺虫(くん蒸)してから保存庫に入れ、虫や小動物などが出入りできないよう密閉された空間に保存します。

 一方、そうした場合に大敵になるのがカビです。風通しが悪いところでカビが発生すると、手の施しようがなくなります。光は書類を褪色させたり劣化を進めたりするので、基本は真っ暗な環境で資料を保存しますが、カビはそうしたところを好む傾向にあります。

さらに、資料の劣化を少しでも食い止めるためには、材質によって低湿や低温が適したものやそうでないものなど、対応を変える必要があるのです。例えば写真のフィルムは、湿度が高い環境に長く置くと、互いに貼りついてしまいます。反面、木製の印鑑や木札類は、乾燥しすぎると割れたりゆがんだりしてしまいます。

 和紙に墨で書かれた古文書はデリケートではありますが、自然素材が中心で不純物が少なく比較的保存がきくものです。一方、現代の文書に使われる紙には化学物質などが多く含まれ、一見丈夫かと思いきや、意外にもろかったりするのです。




こうしたことから、当館の保存庫は24時間空調を基本とし、保存庫の区画ごとに各資料に適した温度と湿度をしっかり管理しなければなりません。そのために必要なのが、大きく高性能な空調設備なのです。

今回、地下の大型機械室や各階の空調機械室、屋上のクーリングタワーなどから、老朽化した巨大な空調機器をすべて館外へ搬出し、新たなものに更新しなければなりません。保存庫をはじめ天井裏に張り巡らされたダクトもすべて交換しなければならない状況に至っています。これらの設備を更新するということは、すなわち空調を止めることになります。天井や床を打ち抜いての大工事にもなりますので、とても館内に資料は置いておけません。地下2階から地上4階まで入っている大量の資料を、全て館外の安全な保管庫に移転させる必要があるのです。今この工事をしないと、資料が急速に傷み、カビにやられてしまう日が目前に迫っているのです。



 当館には「約75万点の資料がある」と申し上げました。その1点1点が、紙質にしてもインクにしてもバラエティに富んでいます。資料の存在と状態を一つ一つ確認しながら梱包し、空調とサスペンションの優れた専用運搬車などで劣化や破損を招くことなく一時保管となる保管庫へ運び出さなければなりません。

 

このような事情で、今回、やむを得ず長期の休館を決断いたしました。今回の大規模改修工事は、文書の保存環境を再整備し“県政の記憶装置”という文書館の使命を将来にわたって確実に果たすために不可欠なものなのです。皆様には誠に御迷惑をおかけいたしますが、どうか御理解と御協力をいただきますようお願い申し上げます。

 

(休館後の文書館の利用方法等につきましては、詳細が決まりしだい御案内いたします。もう少々お待ちください。)

 

第4回 臨時休館のお詫びと背景(その1)

 県ホームページなどで御案内しておりますように、文書館は大規模改修工事の準備のため、6月1日(木)から5か月間に及ぶ臨時休館に入ります。

 11月には県庁近くの仮事務所で暫定開館いたしますが、閲覧できる資料の種類や点数、閲覧方法などを制限させていただかざるをえません。暫定開館は約1年間(平成29年11月~30年10月を予定)ですが、工事完了後に資料を戻す搬入・配架作業のため、再度の臨時休館を想定しています。このため、通常の閲覧体制に戻れるのは平成31年度になる見込みです。

 この期間中、皆様には多大なる御迷惑をおかけすることになりますことを、まずもってお詫び申し上げます。

 このように、約2年間にわたり資料の閲覧を休止ないし制限してまで改修工事を行わなければならない事情について、ご説明させていただきます。

 当館には、歴史的価値のある、あるいは今後価値が高まるであろう資料が約75万点収蔵されています。古くは江戸時代以前に書かれた古文書から、最近になって県の職員が作成した行政文書まで、ジャンルはほぼ全ての社会分野に及んでいます。中でも、明治初年から昭和22年までの行政文書は非常に貴重なもので、国の重要文化財に指定されています。これらの資料は、私たちだけでなく将来の世代も使えるよう、大切に保存し伝えていかなければなりません。




 当館はそのための特別な構造と設備を備えて昭和58年度に開館し、築後34年が経ちました。当初から大量の文書を保存する目的で建設されたために構造は頑丈で、建物自体はあまり傷んでいないように見えます。

 しかし、目に見えにくいところで老朽化や不具合が進行しています。消防設備、電気設備、給排水設備など、いずれも機器の寿命を迎えつつありますが、なかでも当館にとって最も重要な空調設備の老朽化が、今回の改修工事の決定的な要因となりました。(その2へ続く)

 

第3回 アーカイブズについて学んでみませんか?公開講演会のお知らせ

 官庁や企業、あるいは個人が残した歴史的な記録や文書のことをアーカイブズといい、そうした記録や文書を保存する、県立文書館のような施設のこともアーカイブズといいます。毎年69日は、アーカイブズの国際組織であるICA(国際公文書館会議)が定めた「国際アーカイブズの日」です。

 このたび、517日(水)に、埼玉県内のアーカイブズなどが会員となっている埼玉県地域史料保存活用連絡協議会が主催し、県立文書館と宮代町教育委員会が共催する、「国際アーカイブズの日」記念公開講演会を開催します。

 アーカイブズと法律の関係に詳しい、東洋大学法学部教授で日本アーカイブズ学会副会長の早川和宏先生をお招きし、著作権や個人情報保護の問題など、アーカイブズにまつわる身近な問題についてお話いただきます。

 どなたでも参加できますので、ふるってご参加下さい!

(S)

埼玉県地域史料保存活用連絡協議会

平成29年度「国際アーカイブズの日」記念公開講演会

1 演  題 法とアーカイブズ ―公文書・古文書のなかの権利―

2 講  師 東洋大学法学部法律学科教授 早川 和宏 氏                                                    

3 日  時 平成29517日(水)14時~16

4 会  場 埼玉県宮代町 コミュニティセンター進修館小ホール

       (埼玉県南埼玉郡宮代町笠原1-1-1 電話0480-33-3846

5 主  催 埼玉県地域史料保存活用連絡協議会

6 共  催 埼玉県立文書館 宮代町教育委員会

7 後  援 全国歴史資料保存利用機関連絡協議会

8 募集定員 100

9 参 加 費 無料

10 対  象 どなたでも参加できます

11 申  込 電話で事務局あてに申込み(425日(火)9時から、祝日をのぞく)     

       電話:048-865-0112

 
 
   講演会ポスターPDF

 

第2回 「埼玉の県令Ⅱ 吉田清英展」ご子孫来館

 平成29年311日にオープンした、コーナー展示「埼玉の県令Ⅱ 吉田清英展」も当館での展示は、おかげさまで、416日で終了しました。

 42日には、今回の展示の主役である吉田清英のひ孫にあたる方々など、ご子孫のみなさまにご来館いただきました。吉田清英の県令・県知事としての事績や、引退後の本庄での暮らしについて知ることのできる当館収蔵の古文書を熱心にご覧いただきました。なかでも書状に残るご先祖の筆跡は感慨深いものだったようです。

 また会期中には展示解説会を3回開催しました。今回の展示の内容をより詳しく知っていただけたのではないかと思います。
 

 
 今回の展示の一部の資料を選りぬいて、425日から723日まで、埼玉県立歴史と民俗の博物館で「埼玉の人物 第3代県令 吉田清英」として開催します! 歴史と民俗の博物館での展示もぜひご覧いただければ幸いです。

(S)

☆埼玉の人物 第3代県令 吉田清英展☆

主  催 埼玉県立文書館

共  催 埼玉県立歴史と民俗の博物館

会  期 平成29425日(火)~723日(日)

開館時間 午前9時~午後430分(受付は午後4時まで)

     ※71日(土)~723日(日)は、午前9時~午後5時(受付は午後430分まで)

休 館 日 埼玉県立歴史と民俗の博物館の休館日

     月曜日(717日(祝)は開館)、臨時休館日(612日(月)~19日(月))

会  場 埼玉県立歴史と民俗の博物館 地下1階 常設展示室第9

観 覧 料 埼玉県立歴史と民俗の博物館常設展観覧料

     一般 300円  高校生・学生 150

     ※中学生以下、障害者手帳等をお持ちの方(付添1名含む)は無料

くわしくは、埼玉県立歴史と民俗の博物館ウェブサイトをごらんください。 http://www.saitama-rekimin.spec.ed.jp/

 

第1回 新県指定文化財に!「小室家資料」4月11日から公開します

 当館所蔵の「小室家資料」7,622点が埼玉県指定有形文化財(歴史資料)となり、去る3月29日(水)にうらわ市民会館において行われた指定書の交付式に臨みました。当日は、小室家資料以外にも4件の有形文化財(建造物・彫刻・歴史資料・考古資料)と無形民俗文化財1件、記念物2件の計8件の県指定文化財指定書の交付が所有者(管理者)に対して行われました。【写真参照】

 小室家資料は、比企郡番匠村(ときがわ町)の在村医であった小室家に伝来し、同家から平成26年当館に寄贈された資料群です。同家の資料には家業の医学関係だけでなく、近世の名主文書や近代の村役場文書、俳諧を中心とした文化人との交流や好古家として収集した郷土関係資料など多岐にわたっています。【資料写真参照】

 当館では、411日(火)から531日(水)まで、「黒田()家文書・諸家文書展」のなかで、小室家資料の一部を紹介いたしますので、この機会を逃さずに是非ご来館ください。(もんじろう丸)


 
    指定書交付式の様子                       指定書「小室家資料」

         
     産科器具                許可書(産科施術伝授状)  
    
     紙本墨書「如達堂」(芳川波山筆)              如達堂産科奥術秘伝巻