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もんじろうかわら版

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平成30年度 もんじろうかわら版


2019/02/19

30-21 文化財を災害から守るために

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文化財を災害から守るために ―平成30度文化財レスキュー・防災研修会の開催―

 平成
31213日(水)、埼玉県立歴史と民俗の博物館講堂を会場に、埼玉県文化財保護協会が主催し、埼玉県博物館連絡協議会と当館に事務局がある埼玉県地域史料保存活用連絡協議会(埼史協)が共催して、平成30年度文化財レスキュー・防災研修会が開催されました。

 県内自治体の文化財担当職員、県内外のアーカイブズ関係者、建築家団体の会員など多くの方々が参加しました。

 この研修会は平成23311日に発生した東日本大震災の被害を教訓に、災害時の文化財救援や保存について学び、防災意識を高めることを目的に平成24年度から開催しているものです。7回目の開催となる今年度は岡山県立記録資料館長で、アーカイブズの全国組織である全国歴史資料保存利用機関連絡協議会の会長でもある定兼学氏を講師にお招きし、「被災文化財レスキュー活動報告 ―西日本豪雨災害の現場から―」をテーマに講義が行われました。

  

 中国四国地方を中心とする広い地域にわたり大きな被害を出した平成307月豪雨は記憶に新しいところです。とくに被害が大きかった岡山県倉敷市真備町では約22,000人の人口のうち7,000人近くの方が現在も避難生活を余儀なくされているとのことです。豪雨は人々の生活だけでなく、地域社会にとってかけがえのない文化財や公文書にも大きな被害を与えました。定兼氏からは、記録資料館による公文書レスキューの過程を具体的にお話いただきました。報道だけではあまり知ることのできなかった、被害の実状や現在進行形の文書レスキューの実際について理解を深めることができました。

 また主催、共催団体から災害への取り組みについての報告があり、参加者による議論が行われました。

  

 埼玉県は災害に強い県とも言われていますが、水害や地震による被害に見舞われてきた歴史があります。他の地域の事例や過去の経験に学び、災害に備える必要性を再認識する機会となりました。

 文化財のレスキュー・防災は、博物館やアーカイブズだけが現場ではなく、地域や個人で保管している文化財への初期対応も大切です。埼史協では報告書『地域史料の防災対策』(埼史協、2014年)を刊行しています。インターネットでもご覧いただくことができますので、ぜひ身近な史料の防災のために活用していただければ幸いです(http://www.monjo.spec.ed.jp/?page_id=149)。(S)


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