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もんじろうかわら版

 最新のイベント情報や文書館の業務の様子を職員が紹介します。
・(2019.7.9)
 もんじろうかわら版 令和元年度第4回
 「『埼玉県史料叢書』紹介展示、はじめました。」
 
開館時間・休館日
【開館時間】
 午前9時~午後5時
【休館日】
 月曜日、毎月末日、
   祝日、
   年末年始(12月29日~翌1月3日)
 特別整理期間(春・秋各10日間以内)
 令和元年度文書館カレンダー.pdf
 令和元年度催し物案内.pdf
 
お問い合わせ先

Tel:048-865-0112(代表)

Fax:048-839-0539
Mail:
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〒330-0063

さいたま市浦和区高砂4‐3‐18
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カウンタ
COUNTER575580

平成30年度 もんじろうかわら版


2019/03/20

30-24 古文書の修復作業について

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 文書館では、毎年行なっている古文書の修復活動を大規模改修工事中も継続しました。

 文書館内での修復活動は平成18年度から始まり、今年度で13年目となりました。昨年度末までに修復を終え、閲覧可能となった文書は297点、1,635枚(丁)を数えます。館外の別会場で活動を続けた今年度は活動日数は例年より少なかったものの、21点、98枚(丁)の古文書がひとつひとつ手作業によって修復されました。

 個人のお宅からお預かりした古文書は、どれもがきれいな状態とは限りません。長い期間蔵のなかで眠っている間に虫に喰われたり紙が傷んだりしてしまい、ボロボロになっているものもたくさんあります。文書館では、そうした手に取ることが容易でない古文書を、1枚ずつ手洗いし、虫に喰われた部分を細かくちぎった和紙(細川紙)で埋め、裏に台紙を貼る(裏打ち)ことで、写真のように閲覧できる状態にしています。

 小林(茂)家文書2796乍恐以書付奉願上候(出訴中親煩ニ付帰村願)」の一部
 

 修復前
  

 

 修復後
 


 平山(小)家文書757
預申米前金手形之事」の一部

 

 修復前
 

 修復後
 

 ご覧のように、虫に喰われた箇所がきれいに直りました。ひとつひとつ穴を埋めていくのは根気のいる作業ですが、徐々に文書の全体像がみえ、中身に何が書かれているか判読できようになることが多くあります。虫の喰われ方が激しい文書は、そのまま公開せずに保存することもできますが、閲覧に供して地域の歴史を伝える役に立てなければ宝の持ち腐れになってしまいます。

 
虫食いの穴埋め作業の様子
 
 

 当館に収蔵されている古文書は、1点1点が地域の過去の姿を伝える貴重な資料であり、また県民の皆様からお預かりしたものです。古文書の修復作業は、古文書の保管とともに「大切な記録を守る」という重要な仕事だという責任感をもち、今後も活動を続けていきます。(いないいないばあ)


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