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 「地図・地形・三角点・兎像・石碑について学びました。」
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開館時間・休館日

【開館時間】
 午前9時~午後5時
 (複写受付は、4時30分まで)
【休館日】
 月曜日、毎月末日、
   祝日、
   年末年始(12月29日~翌1月3日)
 特別整理期間(春・秋各10日間以内)
   
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お問い合わせ先

文書館の外観

Tel:048-865-0112(代表)

Fax:048-839-0539
代表メール:
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〒330-0063

さいたま市浦和区高砂4‐3‐18
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平成30年度 もんじろうかわら版 目次

・30年度第1回「よろしくお願いします~館長就任にあたって」
・30年度第2回「デジタル画像で貴重な古文書史料が閲覧できます!」
・30年度第3回「埼玉の人物「本庄宿の豪商 戸谷半兵衛」展開催中です。」
・30年度第4回「新採用学芸員等研修を行いました。」
・30年度第5回「6月9日は何の日?国際アーカイブズの日!」
・30年度第6回「講座・はじめての古文書 (5月開催)を行いました」
・30年度第7回「企画展「古文書 大公開!―みる・よむ・しらべる埼玉―」来月開催です!」
・30年度第8回「改修中の文書館の様子~着々と工事が進んでいます。」
・30年度第9回「OKEGAWA honプラス+で明治維新をテーマにしたパネル展示と講演会を開催! 」
・30年度第10回「公文書・古文書の保存・活用のために ―地域史料実務研修会の開催― 」
・30年度第11回「もんじろう 出張大活躍中です!(企画展「古文書 大公開!」)
・30年度第12回「大規模改修工事、終わる。」
・30年度第13回「リニューアル・オープンに向け、臨時休館期間に入りました。」
・30年度第14回「26名が岩槻城下の道約8kmを完歩」
・30年度第15回「ネット古文書講座を公開します。」
・30年度第16回「県庁でパネル展示「明治維新のなかの埼玉」を開催します。」
・30年度第17回「地図・地形・三角点・兎像・石碑について学びました。」
 

平成30年度 もんじろうかわら版

最新のイベント情報や文書館の業務の様子を職員が紹介します。
12
2018/12/05new

地図・地形・三角点・兎像・石碑について学びました

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30-17 子供地図教室―調(つき)神社・調公園へ行ってみよう!―

地図・地形・三角点・兎像・石碑について学びました

 平成301124日(土)の午前、子供地図教室が、さいたま市立岸町公民館と調神社・調公園を会場に開催されました。小学生15名と保護者11名の参加がありました。

 講義

 開講式の後、元さいたま市立博物館長の下村克彦先生が、今日学ぶことをわかりやすく、教卓を離れて、みんなに語りかけるように教えてくださいました(写真1)。45分間、集中して熱心にお話を聞くことができました。また、下村先生からは講義後の探検につながる内容のお話をいただき、探検への興味が一層高まりました。
  
             
写真1

 野外学習

 調神社は公民館のすぐ向かいにあります。入口でまず、各自が治水地形分類図「浦和」を広げ、調神社の位置を確認しました。この地図は地形分類に従って色が塗り分けられているので、調神社は台地上にあることを確認することができました。そして、東側には谷があって、泉が湧く環境があるので、七不思議のうちの泉も自然に理解できます。また、西側に接して中山道があり、たいへん交通が便利な場所であることも確認できました。

 つぎに、明治31年発行の銅版鳥瞰図「調神社境内全図」を見ながら、約120年前の調神社の姿を学びました。遠くに筑波山、手前に汽車と浦和ステーションが描かれています。神社の森の奥の方は浦和公園と記されています。

 みんなの目の前には、写真2で示したように、兎像と延喜式内社の標柱とがあります。この場所で、兎像がなぜ狛犬の代わりになっているのかを学びました。下村先生は江戸時代、人々の間に月待ち信仰が盛んであったころ、神社の名前に調(つき)があることから月の宮とみなされ、そのお使いの兎像が作られたことを教えてくださいました。また、神社は『延喜式』の神社一覧表に掲載されているので、平安時代にはすでに存在していたことがはっきりしています。
  
              写真2

 境内に進み、建物の際に保存されている三等三角点(写真3)を訪ねました。国土地理院が設けた石の標柱が頭だけを出していました。先生は、地下深くに盤石があり、その上に建てて動かないように埋められているので、今でも測量に使うことができると教えてくださいました。この三角点は三角測量をするための基準点であり、2つの三角点を結ぶ距離がわかっていれば、その2点から発し交差する2直線の距離は、実測しなくても内角から計算で求めることができることを利用して、全国に順次設置されていったものです。調神社と同じ三等三角点は8平方キロメートルに1点が設けられていて、全国に32,699点あります。
  
              
写真3

 後半は、地図学や地形学から少し離れて、調神社の旧本殿に彫られている兎像、調公園にある「埼玉県人殉難之碑」と浦和市名誉市民の長谷川かな女の句碑(写真4)についても学びました。こちらについては、クイズ感覚で楽しみながら、歴史や文学に触れる機会であり、情操を豊かにするとともに、公園の役割を知る目的も果たすことができました。
  
             
写真4

 ワークシート全10問を終え、満点をとれた人と問い掛けると、元気よく何人もの手が上がりました。

 この後、公民館に戻って、閉講式を行いました。太田副館長からは、来年42日に文書館がリニュアルオープンするので、4階にある地図センターを訪ねて、いろんな地図や航空写真をみてくださいという誘いがありました。みなさんとの再会をお待ちしています。

 アンケートを提出してもらって、最後に下村先生にみんなでお礼を申しあげました。予定の12時より少し前に終了することができました。後日のアンケート取りまとめによれば、ありがたいことに、満足度100%の評価をいただきました(荒川次郎)

 

 


08:37
2018/11/21new

30-16 県庁でパネル展示「明治維新のなかの埼玉」を開催します。

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 11月14日(水)の「県民の日」、県庁では庁舎や議事堂等を一般公開し、著名人や県内のゆるキャラが参加するステージイベントや、地元の特産品や名物の出店も行なわれる「県庁オープンデー」が開催され、12000人もの県民の皆さんで盛り上がりました。

 文書館も毎年「県庁オープンデー」に参加し、本庁舎と第二庁舎の3階を結ぶ渡り廊下において、パネル展示を実施しています。今年度は、明治元年(1868)から150年にあたるため、「明治維新」をテーマにした展示を行ないました。
 

 この展示に新たにパネルを追加し、平成30年11月26日()~12月13日()の期間、引き続き県庁3階の渡り廊下でパネル展示「明治維新のなかの埼玉」を開催します。

 江戸時代、現在の埼玉県域には、忍藩、川越藩、岩槻藩などの諸大名領と、幕府直轄領、徳川家の家臣である旗本や寺社の領地が広がっていました。19世紀後半、欧米の船(異国船)の来航から開国、やがて倒幕をめぐって国内の動乱が広がると、現在の埼玉県域の人々も様々なかたちで時代の大きな波に飲み込まれていきました。

 江戸幕府が倒れて時代が明治に移り、中央集権を目指す明治新政府が、明治2年(1869)の版籍奉還、同4年(1871)の廃藩置県、府県統合を経て従来の藩がなくなり、同年11月14日に埼玉県が誕生しました。この日が「県民の日」の由来です。「埼玉」という名称は、当時県庁を設置する見込みだった岩槻町の属する「埼玉郡」からとったと言われています。しかし、岩槻町には県庁に適する建物がなかったため、浦和県(現在の埼玉県域内を含む武蔵国にあった幕府領と旗本領の一部を管轄していた旧県)の県庁舎があった浦和に県庁を置くこととし、現在に至ります。また、明治9年には、隣接する熊谷県の一部(荒川以西の旧入間県域)と合併して、ほぼ現在のかたちの埼玉県が出来上がりました。

 こうして、江戸時代から明治時代に移り、近代国家の整備が進んでいくなかで、埼玉でも歴史的な出来事がいくつも起こっています。そこで、本パネル展示では、幕末から明治初期の郷土埼玉について、異国船の来航や戊辰戦争、文明開化、自由民権運動、殖産興業というテーマごとに紹介しています。

 また、これら歴史を伝える資料を保存し、未来に残す文書館の事業についてもあわせて紹介しています。

 
  パネル展示ポスター.pdf
 この機会に、埼玉県の歴史に触れていただければ幸いです。県庁にお越しの際は、3階の渡り廊下にぜひお越しください。みなさまのご来場を、心よりお待ちしています。(K)


09:54 | イベント紹介
2018/11/20new

30-15 ネット古文書講座を公開します。

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 古文書担当では、本年度も、6月に古文書講座・初級編、8月に古文書解読講習会、10月に古文書講座・中級編を開催しました。

 全33コマの日程で実施された初級編では、「三行半(みくだりはん)」と呼ばれる近世の離縁状や、肥前国(佐賀県)小城藩鍋島家が本庄の豪商・戸谷家から借金をした際の証文、徳川慶喜追討の高札の写しを取り扱いました。
  

 毎年8月末に、2日連続で開催している古文書解読講習会では、江戸時代における基礎的な文書である「送り一札」から、明治時代の書状まで、徐々に難易度を上げながら7つの資料を取り上げました。まだ厳しい暑さが続くなか、150名の方にご参加いただきました。
  
  

 上記の2つが初心者を対象とした講座であるのに対し、10月に開催した中級編は、ある程度くずし字を読み慣れた方を対象に、全33コマの日程で実施しました。テキストには、大門宿会田家の紀伊家鷹場に関する記録、比企郡赤尾村(現坂戸市)の名主林家の日記、幕末に清水卯三郎がフランスから出した書状を取り上げました。いずれも、初級編や解読講習会のテキストと比べて文量が多く、仮名交じりであったり細かく書き込まれていたりと難易度もはるかに高いものですが、参加者のみなさまは熱心に読み進めていました。
  

 本年度の古文書講座は、昨年度までより定員を増やして実施しましたが、それでも定員を超える応募をいただきました。まことにありがとうございます。

 文書館では、今回残念ながら落選してしまった方や、当日都合が悪く来られなかった方、都合により応募できなかった方、また、より多くの古文書に挑戦したい方のために、ホームページにて「ネット古文書講座」として過去の講座資料を公開しています。

 今年度の古文書講座・初級編、古文書解読講習会、古文書講座・中級編の資料も、今月より順次公開していきますので、是非ご活用いただければ幸いです。

 また、来年111日(金)、同18日(金)、25日(金)には、熊谷市立熊谷図書館を会場に、本年度二度目の講座・はじめての古文書を開催いたします。初めて古文書に触れる方を対象に、くずし字や候文の基礎から勉強する講座です。詳細は12月の彩の国だよりと、当館のホームページに掲載いたしますので、ご興味のある方は、是非ご応募いただければと思います。(※5月に行なった講座と同一の内容です)

 文書館は、来年41日まで、リニューアル工事のために臨時休館しています。この工事は、空調施設の更新や収蔵量の増加を主たる目的としたものですが、同時に講座室の拡張も行なわれます。そのため、来年度は文書館を会場に、以前よりも定員を増やして講座を実施する予定です。以前にもまして、文書館の古文書講座をよろしくお願いいたします。(K)


16:26 | イベント紹介
2018/11/14new

30-14 26名が岩槻城下の道約8㎞を完歩

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 26名が岩槻城下の道約8㎞を完歩

 平成301027日(土)に開催された地図教室は、早朝までの大雨がやんで、幸運なことに、晴天のもとで開催することができました。

 集合場所の岩槻郷土資料館は、もとは岩槻警察署だっただけに、外見は厳めしいけれど、内部には丸窓や彫刻が随所に施された、お洒落な建物でした。申込者30名のうち、4名が事前に欠席届を出されたため、26名の参加となりました。参加者は県内各地から集まってくださり、最も遠方では秩父郡横瀬町からお出でになった方もありました。

 講義

 開講式の後郷土資料館小倉学芸員の講義「古絵図からみた岩槻城と城下町」は岩槻八景の挿図と城絵図を対比して、大手門、二重櫓、空堀などの位置を同定するといった興味深い内容でした。また、近代化の過程で、城郭の中枢部を貫いて県道浦和春日部線が開通したことや、川口と蓮田を結ぶ武州鉄道が大正13年に開通し、岩槻駅が現在の太田小学校付近におかれたものの、東武野田線が開通すると経営が苦しくなり、わずか15年で廃線となったことなども紹介されました。


 
野外巡検

  ① 出発から時の鐘まで

 玄関前で2班編成を行い、元気に野外巡検に出発しました。途中、講師の岩槻観光ボランティア会の石原会長からは日光御成街道と町屋の家並、瓦鍾馗(しょうき)、一里塚などの解説がありました。しかし、12時からの鐘撞きに間に合わせる必要があり、後半は足早となりました。時の鐘は約300年前に鋳造された現役の梵鐘であることに価値があり、「岩槻に過ぎたる物は時の鐘と児玉南柯(こだまなんか)」と言われたほどです。つい20年ほど前までは近傍に住む旧士族の家の人が朝夕の6時に撞いていましたが、現在は自動装置で突然なり出すので、ちょっとビックリでした。しかし、御城下に十分届く素晴らしい鐘の音を、生で聴けたことはまことに幸運でした。

        
 〇正午の時の鐘が鳴るのを待つ参加者


  
② 時の鐘から城址公園まで

 時の鐘の見学後、諏訪小路(すわこうじ)を大手方向に左折し、良好に残る空堀を地図と見比べることによって、大手門と櫓(やぐら)のあった位置を確認しました。現在は市街地化されてしまった本丸跡の少し先で右折し、岩槻城址公園へ向かいました。四阿(あずまや)でお昼休みを採り、体力の回復を図りました。水場に来る翡翠(かわせみ)を見に行って、見事な写真を撮った方もいました。

〇城絵図を示しながら大手前の空堀について解説


  
③ 城址公園から諏訪神社まで 

 出発前に、観光ボランティアの石原会長さんから、新郭(しんぐるわ)と鍛冶郭(かじぐるわ)が豊臣方の攻撃を予測して防禦(ぼうぎょ)を強化するために増設された陣地であったとの説明がありました。また、地図センター担当からは、明治14年発行の迅速測図原図(じんそくそくずげんず)を用いて、岩槻城の築かれた場所の地形と川や谷の防御機能について説明を行いました。

 沼に架かる八つ橋を渡り、今回の見学場所のハイライトである鍛冶郭の両端が鉤(かぎ)の手になった空堀とそこに設けられた堀障子址(ほりしょうじあと)を見学しました。石原さんからは小田原北条氏本城と支城に共通する特徴である堀障子について詳しい説明がありました。岩槻城址は、地元の人々の尽力によって大正14年に県旧跡に指定されており、その記念碑前でも説明がありました。次に、かつての岩槻城の城門であった黒門を見学しました。

 その後、黒門から表へ出て、歩道を100mほど進み、市民会館の先で左折して岩槻商業高校の東側を通る小路へ入りました。ここには大きな谷が入っており、大手門方向に伸びているので、岩槻城大手の防禦に有効でした。そこから200mほどで諏訪神社に到着しました。覆い屋の中には、一間社流造(いっけんしゃながれづくり)の古びた本殿が安置されており、平成26年度に、さいたま市指定文化財となりました。諏訪神社は岩槻城を守護する軍神でした。

〇鍛冶郭の堀障子の解説


 
 ④ 諏訪神社から藩校遷喬館(せんきょうかん)まで

 諏訪神社を出て、旧士族の屋敷跡を横目で見ながら諏訪小路を左折し、すぐに右折すると、教育委員会の発掘調査によって堀障子が発見された場所にさしかかりました。近くの竹藪には、高さ2mほどの土塁がいまだに残っていました。この先の岩槻中学校の裏手には「大構の小径(おおがまえのこみち)」と名付けられた静かな周遊歩道があり、かつての大構(豊臣方の攻撃に備えて、城郭だけでなく町屋も含めて外側に大土塁を短期間で廻らしたもの)の外側に接する堀跡でした。また、中学校の南東側に隣接する太田小学校の敷地には、かつて武州鉄道岩槻駅がありました。

 車通りの多い天神小路では一列安全歩行で進みました。藩校遷喬館に到着すると、座敷に上がり、足を延ばして歩行の疲れを癒(いや)しました。講師の岩槻観光ボランティア会の松澤副会長より、遷喬館は児玉南柯という藩士で儒学者の私塾でしたが、のちに藩に献上され、藩校となったことや、もとは武道場や馬場などを含む二千坪ほどの広大なものであったという解説がありました。


  
⑤ 遷喬館から芳林寺での解散まで

 遷喬館から横町(栄町)通りを経て県道に出て、歩道を進んで資料館方面へ戻り、八雲神社に到着しました。ここはかつての市神さまで、すでに戦国時代には存在していました。江戸時代の絵図から、日光御成街道の路上中央に祀(まつ)られていたことが知られています。

 県道の西側に沿っている有楽館通りを200mほど進むと最後の見学地芳林寺です。参道が長く、山門も立派な大寺院でした。垣根の手前には太田道灌(おおたどうかん)の騎馬像もありました。

 木戸を開いて本堂前に至ると、石原会長から、この寺が曹洞宗の禅寺であること、太田道灌の子孫である太田氏資(うじすけ)とその母芳林尼(ほうりんに)の菩提寺とされており、吉見町の松山城下に太田三楽斎が建立した寺を移したものであることなどが説明されました。また、明治4年に埼玉県庁が短期間ここにあって、すぐに浦和に遷(うつ)ったことも教えていただきました。

 墓地に向かい、最初に太田氏資供養(くよう)の宝篋印塔(ほうきょういんとう)、次に高力正長(こうりきまさなが)供養の宝篋印塔を参拝・見学しました。ともに夭折の領主でした。また、岩槻出身の画家でパリに客死した田中保の墓にも詣でました。

 最後に、本堂前に集合して、閉講式を行いました。誰一人、体調不良者はなく、26名全員が元気に帰途に就かれたのは何よりでした。アンケートによれば、満足度も高く、城下町の地理や歴史についていろいろ学んだ有意義な一日であったと記してくれた方もありました。(荒川次郎)

 
 文書館のマスコット もんじろう

    

15:06
2018/11/08

30-13 リニューアル・オープンに向け、臨時休館期間に入りました。

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 前回のかわら版で、大規模改修工事が終了したことをお伝えしましたが、これを受け、11月3日(土)、4日(日)の2日間をかけ、1年間暫定開館をしてきた隣接ビルから事務室を戻しました。5日(月)には電話や通信LANもつながり、これで最低限の事務体制は整えることができました。しかしながら、保存庫や閲覧室、整理室などの整備は始まったばかりです。前回もお伝えしましたように、現在は連日、館外に搬出してあった書架や備品などの再搬入作業中で、引き続いて文書や地図などの資料が搬入されます。

 

 このため、すでにお知らせしてきたところではありますが、昨年の搬出時と同様に11月から臨時休館に入らせていただきました。暫定開館中は、限定的ながらも資料を利用いただけたのですが、4月の再開館まではこれもできなくなります。皆様には大変御迷惑をおかけして申し訳ありませんが、御理解・御協力の程、よろしくお願い申し上げます。

 

 さて、続いて、物品搬入に並行して行っている保存庫等の整備工事について御紹介します。10月で終了したとお伝えした「大規模改修工事」は県の営繕課と設備課の施工による建築や設備の、いわば本体工事です。その完了を受け、今度は文書館自身の発注による保存庫書架整備工事が行われています。これまで文書館には保存庫1、保存庫2、というように番号で呼ばれる保存庫が10室ありました。このうち保存庫8と9は固定書架でしたが、これを集密書架に替える工事をしています。また、これまで地図閲覧室に使用していた部屋を11番目の保存庫として改装しましたが、ここにも集密書架を新設しています。これらは、ひっ迫していた保存庫収容能力のアップを図るためのものです。

 

 一方、保存庫1~7の7つの保存庫は従来から電動集密書架でしたが、モーター部分が老朽化し、スムーズに動かなくなったり、時には止まってしまうなど、資料の出納に支障を来たしはじめていました。このため、駆動装置部分を取り換えるなど、開館以来35年ぶりのオーバーホールを進めています。


  
   左:オーバーホール中の電動集密書架     右:清掃作業中の保存庫


 

 これら書架整備が終わった保存庫から、順を追って清掃作業を行っています。天井に張り巡らされた空調ダクトの工事が行われたため、ほこりだらけになった天井や壁に床、書架の天板から棚板まで、害虫やカビの発生を未然に防ぐため、隅々まで清掃します。

 こうして資料の搬入を迎えることになるのです。

                                (TO)

 


15:41
2018/10/26

30-12 大規模改修工事、終わる。

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 記録的な暑さが続いた夏がやっと終わったら、今度は毎週のように台風が来襲し、その後はやっと落ち着くかと思えば、今度は雨ばかり・・・。

 天候不順に泣かされ続けましたが、それでも、昨年から実施している文書館の大規模改修工事は着々と進められ、おかげをもちまして、ようやく、建物の工事自体は終わりました。

 あらためて皆様の御理解・御協力に感謝いたします。

 そして・・・、一息つく間もなく、今度は平成31年度当初のリニューアル・オープンに向けた準備が始まります。

 まず、工事期間中、外部倉庫に保管していた、机やいす、書架やロッカー、コピー機やパソコン・・・、様々な物品の運び込みを行います。いえ、もう行っています。


 この作業が11
月の後半まで続きます。

 でも、これはリニューアル・オープンに向けた作業の序の口です。利用者の皆様に御迷惑をおかけし、5か月間もの臨時休館期間をいただいているのは、さらに膨大な作業を要するからです。

 では、次にどんな作業を行うのでしょうか。

 今後、随時、お知らせします。お楽しみに()どうぞ。


15:01
2018/08/06

30-11 もんじろう 出張大活躍中です!(企画展「古文書 大公開!」)

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 いよいよ8月に入りました。お子さんたちは楽しい楽しい夏休み、充実した毎日を送っていますでしょうか?

明日はどこにいこうかな、夏休みの自由研究はどうしようかなと思っているお子さんは、大宮にある、歴史と民俗の博物館で絶賛開催中の企画展「古文書大公開!―みる・よむ・しらべる埼玉―」へとぜひとも足を運んでください!

中学生以下のお子さんは無料で入場することができますので、大宮公園・博物館をまわって、展示の様子はどんなかな?とのぞいてみてください、お待ちしています!!

 さて、今回の展覧会は、埼玉県にゆかりのある古文書が多数展示されているのも見所のひとつですが、文書館から出張しているマスコットのもんじろうの大活躍も忘れてはなりません。

 

 

もんじろうは、会期前からポスター・チラシに登場するなどPR大使をつとめてきましたが、展覧会がはじまると入り口からみなさまのお出迎えに余念がありません。

展示会場でも、もんじろうはみんなが展示をわかりやすく、そして楽しく学べるようにと、いたるところで大忙しの働きぶりなんです。

 そして、実は歴史と民俗の博物館のtwitterでも、たびたびインタビューに応じている姿が見かけられているとのうわさも?!

 

 今回の展示では、さまざまな企画、体験コーナーを用意しておりますが、展示に足を運んでくれたみんなに少しでも楽しんでもらいたいなと、もんじろうも随所で張り切っています。 

きびしい暑さは変わらぬ気配ですが、この夏は、貴重な古文書をご覧になるとともにもんじろうの激励へと、企画展「古文書大公開!―みる・よむ・しらべる埼玉―」を訪ねていただければ幸いです!

                      
(まつを)

 


 

 

 


09:41 | イベント紹介
2018/07/20

30-10 公文書・古文書の保存・活用のために―地域史料実務研修会の開催―

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 埼玉県立文書館が事務局を担当している埼玉県地域史料保存活用連絡協議会(埼史協)では、年間を通して、埼玉県内の自治体職員向けに、地域史料の保存・活用の推進を目的とした研修会を開催しています。

 去る74日(水)、6日(金)には、2日間にわたって平成30年度地域史料実務研修会を開催しました。この研修会は、公文書や古文書などの地域史料の保存・活用業務の基礎を学び、専門的技術を修得することを目的に、毎年テーマを変えて開催しています。
  74日の第1日には、久喜総合文化会館を会場に、埼史協第8次専門研究委員会がまとめた報告書『自治体史編さん以降の地域史料管理』の研究成果に基づく地域史料保存の基礎についての講義、そして開催地の久喜市公文書館における公文書管理についての講義を実施しました。講義の後は久喜市公文書館に移動し、施設を見学しました。



 古文書の整理・保存や公文書管理には専門的な知識が必要ですが、必ずしも全ての自治体にそうした専門の職員が配置されているわけではなく、人事異動のために慣れない仕事に取り組まなければならない場合もあります。また近年は新たに採用された文化財担当職員も増加傾向にあります。そうした状況のなかで、埼史協では一つの自治体だけでは実施することがなかなか難しい研修会を開催し、研さんをはかっています。

 また日々の業務のなかでは、他の自治体の事例を知ることはなかなかできないものですが、こうした研修会の機会に他の自治体の先進事例を知り、情報共有をはかることができることも好評いただいています。

 76日の第2日には、東京都文京区の東京大学史料編纂所を会場に、デジタルカメラを用いた史料撮影の技術と方法についての講義・講習を実施し、東京大学史料編纂所の施設を案内いただきました。

 東京大学史料編纂所は、その起源を江戸時代の和学講談所(本県出身の塙保己一が創立した学問所です)とし、明治時代から史料の調査・編さんを続けている研究所です。史料編纂所での史料収集は、伝統的に影写(文書を紙で透かして写し取る方法)、模写、写真撮影などの方法で行われてきましたが、21世紀に入ってデジタルカメラによる撮影を基本とした仕組みが作られ、収集が進められています。

 自治体の現場でも近年、古文書など地域史料のデジタル撮影の機会が増えています。そこで、今回は史料編纂所の全面的な協力を得て、その先進的なデジタル撮影の理論と実際を学ぶ機会をいただきました。写真機材のセッティングから、史料の種類に応じた具体的な撮影の方法まで、詳細に学ぶことができました。また、講義、撮影講習の後には史料編纂所の写真撮影、修復、影写といった現場の見学の機会も得ることができました。第2日も、ベテランの職員も含めた多くの受講者を得て、好評裏に終了しました。




 
2日にわたっての研修会でしたが、会場を提供いただいた久喜市公文書館、東京大学史料編纂所、また講師のみなさまに心から感謝申し上げます。また日々の業務多忙のなかでご参加いただきました受講者のみなさまには、ぜひそれぞれの職場に今回の研修会の成果を持ち帰っていただき、業務に役立てて下さればと思います。

(S)

 


09:15 | イベント紹介
2018/07/20

30-9 OKEGAWAhonプラス+で明治維新をテーマにしたパネル展示を開催!

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JR桶川駅西口のショッピングセンターおけがわマイン3階にある、文化・交流のための活動拠点OKEGAWA hon プラス+イベントスペースにて、文書館が企画したパネル展示「明治150埼玉の明治維新」が開催中です(84日(土)まで)。

 

 
 

 今年は明治元年(1868)から150年、文書館収蔵の古文書をはじめとした文化財で構成した写真パネルにより、ペリーの来航と江戸湾防備、埼玉から尊皇攘夷運動に参加した草莽の志士、孝明天皇の皇女和宮の徳川将軍家への嫁入り、武州世直し一揆といった幕末の埼玉のできごと、そして明治維新後の埼玉県の誕生の過程などについて紹介しています。


 

 入場無料ですので、ぜひお買い物や桶川市立駅西口図書館ご利用の際など、お立ち寄り下されば幸いです。

 パネル展示終了後の85日(日)には、おなじくJR桶川駅最寄りのさいたま文学館文学ホールで講演会「明治150年 埼玉の明治維新」を開催します。こちらの講演会では、埼玉県製作の短編映画「明治150年 埼玉の明治維新」(埼玉県2018年)を上映し、文書館木村遼之学芸員が講演を行います。ご参加には事前申込みが必要です。ふるってお申し込みください!

(S)

・講演会「明治150年 埼玉の明治維新」

 日時 平成3085日(日)14:0015:30(開場13:30

 会場 さいたま文学館 文学ホール(桶川市若宮1-5-9 桶川駅西口公園内)

 定員 200

 費用 無料

 お申込み 桶川市立駅西口図書館(電話048-786-6353)または図書館カウンター


・パネル展示「明治
150年 埼玉の明治維新」

 日時 平成30714日(土)~84日(土)10:0021:00(最終日は15:00まで)

 会場 おけがわマイン 3階 OKEGAWA honプラス+ イベントスペース

    (桶川市若宮1-5-2)

 お問合せ 桶川市立駅西口図書館 電話048-786-6353


 


 


08:46 | イベント紹介
2018/06/29

30-8 改修中の文書館の様子~着々と工事が進んでいます。

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 昨年11月に臨時休館して以来、文書館では改修工事が進められてきました。今月、文書館の正面を覆っていたシートおよび足場が外れ、約6ヶ月ぶりにおなじみのレンガが顔を出しました。
  

    平成30年初頭の様子        久しぶりに顔を出した文書館

 工事も残すところ5か月となり、今まさに大詰めを迎え、徐々に内装も整えられています。とは言うものの、備品の整備や、資料等の搬入については工事終了後から開始するため、室内はほぼ空っぽの状態です。

 

 さて、いきなりですが、ここでクイズです。

 下の写真はどこの部屋を撮影したものでしょうか?

 よく閲覧に来ていただいた方ならわかりやすいかも知れませんね。







 正解は・・・

 文書閲覧室です。工事前の面影はありましたでしょうか?


 このたびお目見えした正面玄関の見た目は、以前とあまり変わらないように映るかもしれませんが、目に見えないところで着実に工事は進行しています。工事の進行とともに、閲覧室や展示室等のリニューアルへ向け、空っぽの室内への什器・資料の搬入計画立案も進めているところです。

 平成31年4月から、装いも新たな文書館の姿をお披露目するために、職員全員が一丸となり、工事の完了へ向けて尽力してまいります。それまでの間、引き続き御迷惑をおかけすることになりますが、御理解の程、よろしくお願い申し上げます。



(総務担当)

14:22 | お知らせ
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